今回は、絢香さんの「にじいろ」をピックアップして、初心者の方がピアノコード弾き語りをする際に、両手でそれぞれ違ったリズムを刻むコツについて説明していきたいと思います。
弾き語りを始めたばかりの時は、テンポを一定に刻む事が難しいかもしれませんが、最初から速く弾く必要はないので、焦らずじっくりと取り組んでみてくださいね。
初心者の方にとって弾きやすい形にするために、コードネームを原曲よりもやや簡単にしています。
動画を参考にぜひ練習してみてください。
にじいろ(絢香)右手のコード進行【前半4小節】
にじいろのイントロ後の歌いだし4小節部分のコードネームは、
D - A - Bm - Bm/A - G - D/F♯ - Em - Em/A - A
という流れになっています。
動画で押さえている音は次のようになります。
D A | |Bm Bm/A |
ラレファ♯ ラド♯ミ | |シレファ♯ シレファ♯ |
G D/F♯ | |Em Em/A A |
シレソ ラレファ♯ | |ソシミ ソシミ ラド♯ミ |
(※コード基本形/転回形、両方使っています。)
にじいろ(絢香)左手の弾き方【前半4小節】
左手のベースラインの動きは、次のようになっています。
D A レ ラ | |Bm Bm/A |シ ラ |
G D/F♯ ソ ファ♯ | |Em Em/A A |ミ ラ ラ |
にじいろ【前半部分】両手で弾いてみよう
それでは今度は、前半部分を両手で弾いてみましょう!
にじいろ(絢香)右手のコード進行【後半4小節】
次は、後半部分を見ていきましょう。
後半4節分のコード進行は、
D - A - A♯m(♭5) - Bm - Bm/A - G - A - D
となっています。
動画で押さえている音は次のようになります。
D A A♯m(♭5) | |Bm Bm/A |
ラレファ♯ ラド♯ミ ラ♯ド♯ミ | |シレファ♯ シレファ♯ |
G A | |D |
シレソ ラド♯ミ | |ラレファ♯ |
前半部分には出てこなかった、マイナーフラットファイブコード(m(♭5))が出てきますね。
にじいろの後半部分に限らずですが、コード進行の横の流れを意識するクセをつけると、結果的にコードを弾くのがスムーズになっていくので、その点を意識してみてくださいね^^
にじいろ(絢香)左手のコード進行【後半4小節】
次は、左手のベースラインの動きを見ていきましょう。
D A A♯m(♭5) レ ラ ラ♯ | |Bm Bm/A |シ ラ |
G A ソ ラ | |D |レ |
にじいろ【後半部分】両手で弾いてみよう
早速、後半部分を両手で弾いてみましょう!
にじいろを両手でコード弾きしてみよう【リズム練習】
それでは、8小節まとめて両手で弾いてみましょう。
コードを伸ばしながら弾くパターン、そして、右手と左手を別々のタイミングで鳴らすパターンになります。
右手と左手を別々のタイミングで鳴らすパターンは、表拍/裏拍のリズムを活かしながら弾いてみましょう。
特に、裏拍でリズムを刻む時は、休符をしっかりと感じる事が大切ですよ^^
【レッスン動画実演】にじいろをピアノでコード弾き語りしてみよう
最後に、メロディを口ずさみながらコード弾き語りをしてみましょう!
歌いながらピアノでリズムを刻む事はなかなか大変だと思いますが、ピアノ・歌を分けて練習してみるなど工夫をしながら、ゆっくり練習していってくださいね。
メトロノームを使って練習するのもとても良いと思いますよ。
今回のようなレッスン動画を、Youtube に順次追加していく予定ですので、日々の練習に少しでも活用して頂けると非常に嬉しいです。