自粛期間中に、どうしてか昔の事を色々と思い出す時間が増えていきました。
「そもそも音楽を始めたきっかけってどんな感じだった、、、?」
確かに仕事をしていると、そんな質問をされる事もありますし、(でも中々ゆっくり話す時間がなかったり。)私自身、これまでの事を振り返ってみたいなと思うようになったので、記録として残しておきたいと思います。
そもそも音楽を始めたのはいつだった?
そもそも一番最初に音楽を始めたのは、幼稚園の年中の頃だったと思います。
大手のピアノ教室に通い始めました。
最初はグループレッスンで、音感トレーニング(音の聞き分け)だったり、音符を書いたりしていた記憶が残っていますね。
最初に習い始めた楽器がピアノになる訳なのですが、そのきっかけは、母親から「ピアノやってみる?」と聞かれ「うん!」と即答した事だったと思います。
母親に返事をしたのち間もなく(子供の記憶の中では『間もなく』という感じでした)真っ黒なアップライトがゴトゴトと家に運ばれてきて、
「ピアノが来た、、、」
と、その様子をじっと無言で見つめていた(笑)記憶があります。
音楽を始めたきっかけ:『憧れ』の気持ち
年中の頃からピアノ教室に通い始めたと書いたのですが、ピアノに関しては、おそらく隣に住んでいた年上のお姉さんの影響が大きかったのではないかと思っています。
隣の家から聞こえるお姉さんのピアノの音に反応していたのではないかな?
おそらくその様子を見て、母親が「ピアノやってみる?」と私に聞いたのではないかなと思っています。
年上のお姉さんはとても優しくて、なおかつ、家におじゃますると、可愛いシールを沢山持っていたり(笑)書いてくれる絵が凄く上手だったりと、子供心に「憧れ」の気持ちを持っていたんじゃないかなと思います。
(『可愛いシール』というのが、なんだか今振り返ると面白いですね^^)
当時から、流れてくる音を耳で覚えて自分なりにピアノで弾いていたようです。
とはいえ、プロになりたいという感じでは全く無く、趣味の範囲でピアノ教室に通うというのが習慣になっていました。
そんな様子だったので、小学生の時は吹奏楽部に入ったりもしましたが、その後、中学生になるとバスケ部に入部し、顧問の先生から「ピアノを弾くのに、バスケをしていて(もし怪我をしてしまったとしても)大丈夫?」と聞かれた時も、
「大丈夫です!(キリッ)」
と即答していました。
でも、今も思いますが、運動部に入った時期があったというのは、自分にとっては凄く良かったと思っています^^
高校生の時の進路決定で方向転換
ちなみに、高校生の時までは「獣医になりたい」と思っていました。
(今、その話を仕事場で言うと「ええええ!!!?全然音楽と違う!」と言われます(笑))
高校生になって大学進学について考える時期だったと思いますが、出張帰りの父親が、ある本をお土産に買ってきてくれました。
それは、現役の獣医さんが書いたエッセイで、グリーンの装丁で可愛らしい動物の絵がポップに描かれていた本だったと記憶しています。
(最近、どの本だったか検索してみたのですが見つからず、、、もう販売されていないのかもしれません。)
きっと「獣医になりたい」という夢をもつ娘のために買ってきてくれたのでしょう。
もちろん買ってきてくれたその本を読む訳ですが、、、その時、私はあるひとつの事に気付くのです。
「私、、、手術出来ない、、、、かも(汗)」
それまでの私は、獣医のお仕事に関わらずですが、「仕事のリアル」が分かっていなかったのだと思います。当然の事ですが、「動物が好きだけじゃ駄目なんだな。」と当時の私は思いました。
そしてその本を読み終えてしばらく経った頃でしょうか、、、父親に、
「お父さん、、、音大に行きたいんだけど、、、」
といきなり(!!)言い出します。
(恐ろしやーーーーー!!!)(今の私の心の声)
「私は獣医になれない、、、それなら残っているのは何だろう? 、、、今残っているのは音楽ぐらい、、、??」
という、結局の所、「音楽のリアル」も全く分かっていないまま選んでしまった感は否めませんが(汗)、そんな私に対して、全く反対せず、一言「分かった。」と言って、音大へ進学させてくれた父親には本当に感謝しています。
最後に
ここまでは、幼少から高校生の頃辺りまでをざっくりと振り返ってみました。
音楽の道に関しては、直感的に決めてきたのだなと思いますね(苦笑)
「音楽を始めたきっかけ」から始まって、今後、「大学生編」「仕事編」も振り返っていきたいと思っています。
読んで頂きありがとうございました^^