2024-07-08

旅と音楽と

こんにちは、上北真裕子です。

今回のブログでは、普段、音楽インストラクターとして働いている私が、旅と音楽について感じている事を自由気ままに書き綴っていこうと思います。

 いきなり感はありますが、どうぞお付き合い下さい。

私にとって旅とは?

私にとって「旅」とは何なのか、まずはこれまでを振り返ってみようと思います。

例えば世の中には、「こんな場所知ってるんだ!」と思わず唸ってしまうような旅上手な方が沢山いらっしゃると思います。

「旅と音楽について書く!」なんて書いてしまった手前、言いにくいのですが、、、私自身は決してそういった意味で、旅上手なタイプではありません。

そんな私でも、一定の間隔で旅をしたい衝動に駆られ、平均で2、3ヶ月に1回ほどのペースで旅へ出かけています。

これを読んでくださっているあなたが、もし友人に旅について伝えるとしたらどんな事を伝えるでしょうか?

その土地の美味しい食べ物の素晴らしさを伝えたり、気になっていたお店に行く事が出来た満足感を伝える方もいらっしゃるかもしれません。

私の場合、旅という非日常の中でどんな風に自分の気持ちが変化していったのか、そんな感情の揺れをとにかく無意識に人に伝えようとしているようで、、、

そんな訳なので、旅の感想を言おうにもかなり抽象的な表現になりがちです(苦笑)


なぜそこに気付いたかというと、前もって旅行の計画を立て、気になるお店を調べていても、結局、旅行先で行かないという事があるのですね。

あんなに念入りに調べていたのに、、、(心の声)

そんな事が結構な頻度で起こるので、「私にとって旅というのは、観光スポットを巡る以外の事のほうが本当は大切だと思っているのかも?」と疑問に思い始めたという訳なのです。

そこからさらに「自分にとっての旅とは何ぞや?」と深堀ってみると、、、

私にとっては、特に「場所を移動する」という点が大きなポイントとなっているようで。

現在地という「点」から旅先という別の「点」に移動をしている間に、変化していく景色に自分の感覚を重ねるようにして、自分の感情がどのように変化していくかを知る。

旅先までの移動時間が好きなタイプなので、この部分に気付いた時はかなり腑に落ちた感覚がありました。

自分の今の感性から少し先の未来の感性へ視点を変える事が出来る、ある種の『感性・感情の旅』が、どうやら私にとっての旅のようなのです。

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旅と音楽と

私にとっての旅とは何かを書いてみた所で、じゃあそれが音楽とどんな風に関係があるのかという話ですが、、、

旅の中で目に触れる景色が変化していく様が、音楽に触れている時の感覚にリンクする事が多いのです。

景色には様々な色が存在していますが、曲を聞いていても色々な色=楽器の音色が使われており、共通する感覚を覚えます。

木々の葉にも濃淡があったり、キラキラしていたり、ベタついていたりと、質感も様々です。

音楽や音そのものにも質感というものがあって、一見ひとつの単位に見える、一曲、一音の中さえ、濃淡や硬さ/柔らかさというような、いくつものレイヤーを垣間見る事が出来ます。

旅をして、感情や感性を揺らして、それを音に転換できないかと模索する。この流れを感じるからこそ、私にとって旅と音楽が深く関係がある気がしているのです。

最後に

私が思っている事を、旅と音楽に絡めながら綴ってみました。かなり感覚的な部分が多いので、文章にするのにかなり苦戦しました、、、

旅も音楽も、そして感情や感性にも色々な側面がある。そういった部分がすごく好きで、同時によく分からない時もあって(笑)、だからなんだかんだで旅や音楽を続けていけるのかなと思っています。

とりとめのない文章となりましたが、読んで頂きありがとうございました^^

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