こんにちは、上北真裕子です。
今回のレッスンは、初心者の方に向けて『ピアノを両手で弾くための基礎練習をしよう』というテーマにて、いくつかの練習パターンをお伝えしていきたいと思います。
ポップスの場合、コードを弾く機会も多いですが、コードを弾きながら同時にメロディラインも表現していくといったケースも多いです。
今回の練習を通して、右手左手が別々の動きをする事に少しでも慣れていただければと思います^^
ピアノを両手で弾くための基礎練習【まずは片手で弾いてみよう】
右手だけで弾いてみよう
まずは準備運動として、右手だけで『ドレミファソファミレド』を弾いてみましょう。
シンプルに上がって下がるという動きの練習になります。
この動きをクリックに合わせて弾いてみましょう。(クリックを4回聞いた後にスタートしてください。)
自分の弾いている音をしっかりと聞きながら練習してくださいね。
左手だけで弾いてみよう
次は左手ですね。音自体は先程右手で弾いていた『ドレミファソファミレド』ですが、左手の場合「ド」を小指から弾き始める形になります。
この動きをクリックに合わせて弾いてみましょう。(クリックを4回聞いた後にスタートしてください。)
左手で弾く事にも少しずつ慣れていきましょう^^
ピアノを両手で弾くための基礎練習【両手で弾いてみよう】
両手で同じ動きを練習してみよう
今度は、片手ずつ練習してきた『ドレミファソファミレド』を両手で弾いてみましょう。
薬指や小指は弱い指でもあるので、音が鳴りにくい時があるかと思います。音の大きさが弾く指によって変わり過ぎていないかという点に気を付けながら練習してみましょう。
クリックに合わせて両手で弾いてみましょう。(フレーズを2回繰り返してみましょう。)
右手/左手の音数を変えて弾いてみよう①【右手=4分音符、左手=2分音符】
次は、右手/左手で弾く音の数が少しだけ変わるバージョンです。
右手は今までと同じ『ドレミファソファミレド』、そして左手は『ドミソミド』と少し弾く音を減らしています。
弾くつもりではない音をつられて弾いてしまわないように気を付けてくださいね。
こちらをクリックに合わせて弾いてみましょう。(フレーズを2回繰り返してみましょう。)
右手/左手の音数を変えて弾いてみよう②(右手=2分音符、左手=4分音符)
今度は、右手/左手のパターンを逆にしてみましょう。
こちらの動きをクリックに合わせて弾いてみましょう。(フレーズを2回繰り返してみましょう。)
右手と左手の音を同時に弾く時に、しっかりとリズムを合わせて弾く事が出来たでしょうか?
最後に
お疲れ様でした!
今回は『ピアノを両手で弾くための基礎練習をしよう』という内容で、シンプルな動きの練習パターンを紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?
しっかり練習を継続して、右手左手が別々の動きをする事に慣れていきましょう。
今回お伝えした動きのパターンは、必ずこのパターンで練習しなくてはいけない訳ではありませんが、「この形のフレーズを弾こう!」と思った時に、自分の思ったイメージで指を動かす事が出来るという点がとても大切になります。
指の練習は地道な練習の積み重ねとなりますので、是非毎日コツコツと続けていってくださいね^^